きものくらちの小牧店ブログ
夏至です。
2019.06.23
夏至・・・一年で、一番日が長く、夜が短くなるころ。どんどん暑くなりますが、日照時間は冬に向かって減っていきます。
陽が沈むのも遅いですよね。こんな時こそ、浴衣を着てみませんか?
暑い暑いとおっしゃる声が聞こえてきますが、、、気のせい。ということにしておきましょう。日によっては、涼しい風が吹く夜もあります。そんなときにこそ、浴衣を着てお出掛けして、体を慣れさせていくのです。そうすれば、真夏も浴衣で耐えられるかも!!!
この夏、近江ちぢみの浴衣を新調し、着てみた感じを報告します。とりあえず、見た目は涼しい。軽い。風通りがいい。着ていて気持ちがいい。難点は、白地のものを購入したため、下着や、紐などはすべて白色で統一しないと透けてしまうのですが、これは、どうにかなります。あとは、シワになりやすい。というのもありますが、しょうがありません。これも味として受け止めれば大丈夫。とても気になるようなシワが入ったら、霧吹きをかければいいですよ。お家で洗えるので、何度も着て、洗うと風合いが変わるかもしれませんがそれも楽しみです。
今回は、真夏も締められる博多献上帯と近江ちぢみのコーディネイト
涼し気です!
この博多献上は、年中使える優れもの。様式化した華皿と、密教の法具のひとつをモチーフにした独鈷の連続模様に縦縞を配した柄は、江戸幕府が出来て以来、九州福岡の黒田藩が、幕府への献上品としていた帯柄だったので、『博多献上』と呼ばれます。
令和の夏は、浴衣で過ごしてみましょう!