きものくらちの小牧店ブログ
誉田屋浴衣「弁柄(ベンガラ)」
2019.05.10
ベンガラとは、天然に産する赤鉄鋼の酸化鉄顔料です。
日本では、江戸時代にインドのベンガル地方産のものを輸入したために、ベンガラと名づけられました。
赤こんにゃく、食器の絵付けにも使われますし、首里城、日光東照宮の赤色もベンガラでつけられた赤色だということです。
その赤い顔料を使用し、板締めという技法で作られたのが、こちらの浴衣。誉田屋源兵衛 弁柄縞茜と弁柄雪の華桜です。ベンガラの絶妙な発色が素敵です。
カップルで、弁柄、柄違いの浴衣コーデはいかがでしょうか。
ちなみに、2019年春夏トレンドのひとつタイダイ染め。そして、注目カラーはオレンジ前後のカラー、柄はモノグラムや花柄、しわ加工をラフに着こなすワンピーススタイルで、ウエストマークをしたものらしいです。(ネット検索より・・・)
ン?ん?ん?これは?この浴衣のとではないでしょうかね・・・・。タイダイ染のような柔らかい染め、オレンジ前後の弁柄の色、柄、もちろん浴衣はワンピース、帯でウエストマーク!
さすが誉田屋源兵衛さん!!!世界のファッション業界のトレンドです!近所の夏祭りはもちろん、この浴衣でNY、ロンドン、パリなどでお散歩でもしたら、注目の的、間違いなしですよ!!!もしかして、世界のファッション雑誌に載るかもしれませんね・・・。
もちろん伝統的な製法で作られた浴衣ですし、素晴らしい商品ですので、来年以降も、ずっとずっと着て頂けます。
もちろん、採寸し、お客様に丁度良いサイズに仕立てます。マイサイズは市販の浴衣よりも着易さは抜群です!!是非、ご来店頂き、手に取って商品を見て下さいね。
こちらは男性コーデ。扇子は鳥獣戯画のウサギです。
こちらは女性のコーデ。帯どめにトンボ玉を使い、涼しげにしました。