きものくらちの小牧店ブログ
浴衣「有松絞り」
2019.05.03
連日、誉田屋源兵衛浴衣をご紹介しておりますが
先日、くらちのホームページ(ブログ)にて誉田屋浴衣を
取り扱ってるとお知りになり、一宮からお越しになられた
お客様がいらっしゃいました。
誉田屋源兵衛のファンなのだそうですが
誉田屋源兵衛の浴衣は京都に行かないと手に入らない、と
思っていらっしゃったそうで、近くで商品が見られるなんて
と、とても楽しそうにお話をしてくださりました。
多くの職人技・技術を知っていただけたら
と、ブログでご紹介する中で、このようにご来店くださる
という事をとても嬉しく感じております。
という事で、今日も伝統工芸をご紹介。
400年の歴史を誇る、有松絞りでございます。
地元・愛知県名古屋市緑区の有松地域を中心に
生産される絞り染めで、絞りの大半を生産している
日本の伝統工芸品として有名です。
絞り独特の柔らかい雰囲気が全体から
感じられます。すべて匠による手作業で作られており
力加減や染めの加減などで全く同じものが出来上がりません。
全てが個性なのです。
手づくりならではの風合いをご堪能いただきたいです。
また、国の保存地区に指定されている
「有松の街道」は昔の雰囲気を残したまま
今も立ち並んでいます。
一度は行って、歴史を感じてみるのもいいかもしれませんね。