きものくらちの小牧店ブログ
振袖コーデ(源氏物語 源氏車)
2022.12.03

源氏車文様は、歌舞伎の舞台でもよく使われる日本の代表的な文様です。
「御所車文様」とも呼ばれるこの文様は、平安時代に天皇や貴族など高貴な人々が用いた牛車(ぎっしゃ)をモチーフとしたものです。
牛車は『源氏物語』にしばしば登場し、その典雅な美しい形で当時の宮中の華やかさを忍ばせる役目を果たしてきました。それゆえ源氏車文様は、『源氏物語』の世界を象徴する文様として重視されるようになるのです。
「源氏車文様」は室町時代から江戸時代にかけて生まれたとされています。牛車全体を文様化することもあれば、車輪だけを抜き出して文様化されることもあります。特に江戸時代にはこの車輪だけの円形文様が単純な形の面白さから重用されました。
そんな源氏車模様のお振袖に、帯は車輪だけの源氏車を合わせて。
桜、藤、牡丹、菊、紅葉、笹、松と華やかに描かれた中に源氏車がたたずむ姿は、源氏物語の優美さを表現したようなお振袖です。
源氏物語を描いたのは紫式部。
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