きものくらちの小牧店ブログ
重衿(伊達衿)ってなあに?
2022.09.30

重衿とは別名を「伊達衿」と呼ばれる着物の装飾アイテムで、重衿には「慶びが幾重にも重なりますように」との願いが込められています。
着物を着た時に襟の部分に付けることで、何枚もの着物を重ね着しているように見せられます。元々、礼装の際には着物を重ね着する習慣がありましたが、何枚も重ねるのが大変ということで、現代ではその略式として重衿を使うようになりました。
原色の赤、黄色、紫、緑等が主流の重襟でしたが、今はとても多種多様な重ね襟があるんですよ。
お母様のお振袖を着る方も増えていますが、半衿や重衿を変えるだけでもずいぶんと雰囲気がかわりますよ。
最近はこんな大きなパールの重衿もあります。ゴージャスで素敵です💗
個性的なダイヤ♦柄の重襟。レースの半襟と合わせて個性的に。
ナチュラルカラー系ですがレースとパールが付いたタイプで可愛らしさもアップ。
着物の菊の芯の部分の色味を合わせて伝統的な組み合わせ。
半衿の色味にあわせた色のグラデーションで、優しい雰囲気に。
自分好みのコーディネイトを選びに来てくださいね💗