誉田屋源兵衛 螺鈿の帯
2020.11.08
螺鈿(らでん)は、主に漆器や帯などの伝統工芸に用いられる装飾技法のひとつ貝殻の内側、虹色光沢を持っ真珠層の部分を切り出した板状の素材を、漆地や木地の彫刻された表面にはめ込む手法、およびこの手法を用いて製作された工芸品のこと。
誉田屋さんの螺鈿は、通常よりも細く裁断されて織り込まれているので、帯として体に巻いても割れることはありません。艶やかな光沢を放ちます。
青や緑の光を放つ螺鈿を黒地の帯に織り込むと・・・
角度や光で見え方が変わるのです。
艶やかな帯がとっても素敵。伝統工芸、職人の技が織り込まれたすごい帯がずらりと並びます。