きものくらちの小牧店ブログ
銀杏・ぎんなん
2020.10.19
先日、お宮参りに行かれたお客様に貸し出した草履が匂ったので、裏返してみると、ぎんなんを踏んだのでしょう。黄色くつぶれ、くっついておりました。
お宮参りの神社で銀杏が色付き、ぎんなんが落ちていたのでしょうね。秋ですね。
ところで、街路樹になぜイチョウが多いかご存知でしょうか。
イチョウはスポンジのような樹皮で覆われており燃えにくく、関東大震災での教訓で、火災などを食い止めるために多く街路樹として植えられたのだそうですよ。
なので、かつて木造だった大型建造物の防火目的として、大学、庁舎、神社仏閣などの周りには、たくさんのイチョウが植えられた。ということなんですね。
今日は銀杏色コーデ。長襦袢はからし色。着物は米沢紬の茶色。半巾帯は黄色系の米沢紬。帯締めはベージュで、帯留の色を変えて変化を楽しみました。
①帯留 緑、透明・・・ワンポイントに。
②帯留 黄色、透明・・・同系色コーデがお好きな方に。
③帯留 白とカーキ・・・ちょっと色の変化で遊んで。
④帯留 茶色・・・落ち着いた印象に。
帯留は、オリジナル商品 素遊のガラス製の帯留です。