きものくらちの小牧店ブログ
麦秋至(むぎのときいたる)
2020.05.31
七十二侯では、今日から麦秋至。
麦が熟し、たっぷりと金色の穂をつける頃。百穀が成熟する、麦にとっての「秋」です。この時期に穂を揺らしながら吹き渡る風を麦嵐、また降る雨を麦雨と呼びます。
今日はその、麦雨が降っていて、昨日までのじりじりした暑さが嘘みたいに、ひんやりした空気が気持ちいいですね。
今日のイメージで麻の浴衣をコーディネイトしてみました。浴衣はもちろん、麦の色。
①雲から龍が覗く半巾帯に下駄を合わせて。カジュアルに。
②長襦袢を着て、白の名古屋帯に龍の帯どめを合わせて、お友達とお茶に。
③長襦袢を着て、白の名古屋帯は銀箔のもの。帯留は涼し気なガラス製。夜のデートに。
雨の日でも洗濯機で洗えちゃう着物だから安心してお出掛けできますよ。
浴衣 撫松庵 麻 麦色
①半巾帯 召しませ華 絹/ポリエステル 雲/龍
②名古屋帯 誉田屋源兵衛 絹 メッシュリボン
帯締め 絹 にせ紫/白
帯留 素遊 木 龍
③名古屋帯 誉田屋源兵衛 絹 箔重ね
帯締め 絹 にせ紫/白
帯留 素遊 ガラス 鳶色/白