きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

鴻雁北(こうがんかえる)

七十二侯では、鴻雁北(こうがんかえる)といい、燕とは逆に、冬の間を日本で過ごした雁が北のシベリアへと帰っていく頃です。雁は寒いほうが得意なんですね。

着物でも雁の絵が描いてあるものがありますが、単独で描かれている場合は、秋に着るのが良いそうです。雁が冬に、日本にやってくるからでしょう。

花札でもススキと一緒に描かれているのが、雁ですね。

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家紋も、雁だけで、メジャーなタイプがこんなにもあります。

皆様の家紋は何でしょう?

世界を見渡しても、家族代々、家紋を受け継ぎ持っているのは日本だけだそうです。

着物の家紋は、背中の中央に入れるのが、ご先祖様。両胸の家紋はご両親。背中側の袖に入れるのは、ご親族一同という意味があるのです。

正式な着物は家紋が入ります。両親、先祖、親族が家紋に表され、着る人を守る意味があるためなんです。

日本には、2万5千以上も家紋は存在するそうです。お墓や、仏壇、先祖様の着物についていると思います。

一度、ご自身の家紋を調べてみてくださいね。