きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

紅花染 よねざわ 新田

昨日に引き続き『紅花染 よねざわ 新田』の反物をご紹介します。

 

紬は真綿(画像左下)を紡いで糸にします。

その糸を先に染めてから織り、反物にしていきます。

紬特有の光沢とあたたかみを感じます。

 

 

こちらの八重霞は、

糸にする前の真綿を先に染めてから

糸にしています。

こうして紡いでいくことにより

ところどころ色の変化した糸が

出来上がります(画像右下)。

 

アップにしてみると

 

 

 

画像ではわかりづらいのですが

八重霞のほうは様々な色が混じっています

(この絶妙な表現が写真では表せませんでした)。

実際にお手に取ってみて頂くと

お判りいただけると思います。

舞、八重霞ともに、同じように染めても、糸の染まり方に個性があるので、

全く同じ商品はできあがらないのです。

とっても素敵な紬です。

ご来店頂き、見て頂きたい一品です。