きものくらちの小牧店ブログ
振袖コーデ(黒地に橘)
2021.10.20
黒地に橘のお振袖。
橘は長寿を象徴する、縁起のよい木です。
ちなみに蜜柑(みかん)の仲間一種で、鏡餅の一番上に乗せられている蜜柑は橘を表しています。
橘は不思議な力を持っており「常世の国(とこよのくに)=不老不死の理想郷」に生える木、という信仰があるためです。そのため「常世花」という別名もあります。
着物のおめでたい柄である吉祥文様の多くは中国から伝わったものですが、橘は日本で生まれた数少ない吉祥文様の1つで、家紋にもなっています。
最近の流行として、色目が少なく落ち着いたスモーキーカラーの振袖コーデが流行りです。
カラフルなのがお振袖。と思っている方も多いとは思いますが、洋服ではモノトーンしか着ない。というお嬢様には、振袖の柄が多く、カラフルなものに抵抗がある方もおおいのです。ですので、最近の流行りは必然のものなのかもしれません。
半衿もグレーに白のたっぷり刺繍が入ったもの。
重襟には着物の中の色をとって。グレー、白、生成り、金、グレーの5色を合わせて。
当店は小牧店市内はもちろん、春日井、犬山、豊山、江南、大口、扶桑、一宮、北区、北名古屋市、可児など様々な地域からご来店頂いております。
着物の購入、レンタル、お母様のお振袖等の小物合わせ、当日のお仕度(ヘアー・着付け)、前撮り撮影会も当店で行う事が出来ます。着物の洗い、仕立て直し等、お着物のことでしたらなんなりとご相談ください。
当店のインスタグラムも開設しております。”きものくらち小牧店”をご覧ください。